連載
地震国日本『共存の備えと対策』
≪第4回≫地震との共存【その1】
様々な建物の混在する「三大都市圏」において、被災後に実施されるものは
「応急危険度判定(避難の可否)」や「被災度判定(被害程度と再使用への工期や工事費)」
ですが
困難を極めるのは確実でしょう。
自然災害のセミナー等でも申しましたが「観測機器(加速度計)」の公共建築物への常設等の
対策は「埋立地」などにその密度の濃い配置等に大きな効果をもたらすはずです。
「傾斜した構築物」の補修方法は、前回申し上げましたが概ね下記の通りです。
| ‹基本原理› | ‹液状化対策工法› | ‹備考› |
|---|---|---|
| (A) 締めて固める | ||
| (サンドコンパクション) | →砂をケーシング使用にて叩き押し込む | |
| (バイブロフローテーション) | →振動機と水噴射での水締め 補給した砂・砂利での併用突き固め |
|
| (B) 水を抜く | ||
| (グラベル・ドレーン) | →水の逃げ道として砂柱を作る | |
| (ウェルポイント) | →揚水管を設置して強制的に排水させる | |
| (C) 固結させる | ||
| (注入固化) | →セメント系固化材料で地盤を固める | メーカー乱立 |
| (D) 変形に抵抗させる | ||
| (地中壁工法) | →高剛性のRC壁、筋かい固化壁の 地中構築で液状化地層の変形防止 |
|
| (E) その他 | ||
| (杭工法) | →支持地盤まで剛強な杭の打ち込み |
※戸建ての場合一般的には、基礎の下に仮設の耐圧盤を設けて建物をジャッキアップし隙間に
発泡モルタルを圧入充填する工法では
約500万円以下で業界は推移している。
また、基礎の下から支持層まで鋼管杭を打ち込む「アンダーピーニング」の場合は
その費用が約1000万円以上に
膨らむこともあります。
次回・・・「≪第5回≫地震との共存【その2】」
前回・・・「≪第3回≫地震は避けて通れない【その3】」


