連載

弾性・塑性設計『その学び方』


≪第6回≫塑性って何だろう【その3】

「塑性設計」では、部材と骨組の変形能力を語らない訳には行きません。
崩壊を基準とする構造設計法である以上、部材の塑性変形に立脚した設計法なのです。

そこで、H21年度構1テキストのP27の「材料A」「材料B」「材料C」の理論解説を是非ご自分のものにして欲しい。
すべては「この復元力特性パターン」につきるのです。

今後、「塑性率=μ」についても「フレーム」「ビーム」「エンド」すなわち
「骨組」「梁部材」「梁端部」での論理展開となることは予想されます。
特に、「梁端部」については曲がりにくさの「曲率」による微分(φ=dθ/dx)から「部材端部の回転角(rad)」の積分が必要です。
いやでも「高等学校の数学」が要ります。微積分の苦手な方にとっては最大の難関です。

また、H21年度構1テキストのP30に記述してある通り設計者の考えたとおりに塑性変形をディスターブ(分散)させて、
局部破壊させず全体崩壊形に導くのは容易ではありません。

まずは、「塑性域での応力度の変化プロセス」をご理解頂き気長に学ぶ気持ちを持続されて
この難易な壁を突破されることを望みます。

前回・・・「塑性って何だろう【その2】

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