連載
弾性・塑性設計『その学び方』
≪第1回≫パンツのゴムひも【その1】
平成21年度の「構造設計一級建築士講習テキスト」の目次を見て、
「構造計算」とある旧本より「構造解析」となったことにお気付きの方も多いと思います。
「構造解析」とは、構造力学を用いて構造系の部材に生じている応力・変形状態を調べることである。
今までのような四則演算のみの「構造計算」では対応出来ないのです。
このことは、告示第593号を熟読されれば納得できて、いかに「変形の把握」が建物の構造安全上の検証に
重要なものであることがご理解出来るはずです。
「構造計算」は、安全であるように、応力や断面を数値計算することでした。
これは、単なる「許容応力度設計法」であってこれ以下であれば「パンツのゴムひも」と同じ理論の
弾性的性質を持つものとの考えに立脚しています。
だから、単純・簡単な理論展開なのです。
しかし、1981年の「新耐震(いつまで新か?)設計法」から理論展開がさらに
構造物の崩壊を基準として含めた内容になったのです。
次回・・・「パンツのゴムひも【その2】」


