連載
ワンポイント・アドバイス『興味をそそる実務の弱点』
≪第5回≫意匠図面からモデル化への『迷いを誘うもの』【その2】
皆さんが一貫ソフトに慣れすぎてしまった・・・という反省は、構1考査の問題解説の中で何度も提起して来ました。
例えば、降伏の認識やヒンジ図について一貫ソフトは結果を示しているだけであって、その理論や対策については
使用者に高度な工学的判断を求めております。
「迷いを誘うもの」について、「なぜ迷うのか?」をテーマに実務の弱点を再認識してみますと、
そこには当然「降伏とは」「終局とは」「ヒンジ図から見えてくるもの」などを的確に理解した上で
「ツール(計算の道具)」の制御が必要となります。
大学や大学院の教材を用いてご説明しても「実務との関わり」にこだわられてしまいます。
「塑性域での応力度の状態」とか「塑性流れ」や「塑性流動」につき、板要素の鋼材には重要な
「トレスカやミゼスの降伏条件」があります。
この分野での筑波大学の井上哲郎Drの業績に「日本建築学会賞」が授与されたご紹介もいたしました。
前回・・・「意匠図面からモデル化への『迷いを誘うもの』【その1】」
次回・・・「意匠図面からモデル化への『迷いを誘うもの』【その3】」


