連載
ワンポイント・アドバイス『興味をそそる実務の弱点』
≪第4回≫意匠図面からモデル化への『迷いを誘うもの』【その1】
皆さんが意匠図面を構造物に置換して「モデル化」の過程で「迷いを誘うもの」について、
「なぜ迷うのか?」をテーマに実務の弱点を再認識してみましょう。
「迷いを誘うもの」は、部材の中心線を糸で結ばれた三次元の立体構造物を脳裏に描きながら、
「曲げ剛性」とか「せん断剛性」や「軸剛性」はたまた「その各々の変形」による模型の質点系の自由度も
視野に入れる工学的判断のむずかしさにあります。
ところが、このモデル化の過程で、基礎的知識の欠落により「迷い」が生ずるのでしょう。
H21年度の構1テキストにも登場した連層耐震壁の「壁谷澤モデル」にもあるように
曲げが先行する破壊形式における「壁エレメント法」の一貫ソフトの今後の対応について
ソフトメーカーと使用者の建物別の構造特性の理解度のギャップが問題視されてくると考えております。
前回・・・「一貫ソフトとの賢いつきあい方【その3】」
次回・・・「意匠図面からモデル化への『迷いを誘うもの』【その2】」


